ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

最先端戦術を北九州でも見てみたい

現在プレミアでトップを走るマンチェスターシティ、昨年日本でも独走で優勝した川崎フロンターレ

両チームに共通したシステムが4-3-3

深く掘り下げると簡単にひとくくりにはできないとは思いますが、フォーメーションとシステムだけでも当てはめていきたいと思います。

 

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4-3-3スタイル

はい、簡単に当てはめてみました。サイドでのアタッカーが決定的に足りないのが浮き彫りに。攻撃時3-2-5へと可変。アンカー村松をCBに組み込み、両サイドバックが内に絞って中盤のスペースを埋める。広く空いたサイドのスペースをウイングとインサイドハーフで攻略、といったような形。

 

実は去年の北九州の攻撃もこれに近い。というよりももっと攻撃的な3-1ー6という超攻撃的スタイルだった。想像するに他チームよりも劣る戦力で対等に渡り合うために守備枚数を減らし、カウンター上等のスタイル。

昨年はそれで手痛い失点を何度も繰り返してしまったが、今季は選手の質も上がるため去年までのような極端さはないだろうと思う。本当は左利きで尚且つスピードのある選手がいれば右のウイングに当てはめられそうだが、J1でもそんなにいないので高望みかなと思う。そして左のウイングも本職といえるような選手もいないのでこのシステムはやはり現実的ではないのかな。

個人的にはチーム全体として若く良く走れるチームになりそうではある。4-3-3というよりも4-1-4-1といった方がしっくりくる。

 

やはり前日あげたこれ、

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攻撃時3-1-4-2となる可変式が有力に思う。

 

開幕まであと4日、ユニフォームも届き、選手名鑑も購入済み。あとは天気さえよければ・・・・たとえ寒くてもよいので雨さえ降らなければと祈るのみです。

FUJI XEROX SUPER CUP 感想

今季最初の公式戦、ゼロックス杯テレビ観戦

 

ようやく今季のJリーグが始まるなぁ、と毎年この試合をみて感じる

 

 

カードは元旦の天皇杯決勝と同じ

 

川崎フロンターレ VS ガンバ大阪

 

結果から先に 3-2 で川崎フロンターレの劇的勝利

 

天皇杯決勝と比べると見どころが多く、とても面白かった試合でした

 

川崎は中盤のメンバーこそ変われど去年と同様のスタイル。

前半の飲水タイム後からあっという間の2得点

新フォーメーションで挑んできたガンバを20分間様子見、飲水タイムで作戦確認したあとに得点を取った感じがして、相変わらずのオフェンス力を見せつけた

 

対する前半のガンバ、試合開始直後から前線からプレスをしていくと決めていたような立ち上がり。4-3-3のフォーメーションといい今季の新たなスタイルで挑む前半立ち上がりだった。

 

天皇杯とは全く違った展開、ボールを回すサッカーでは敵なしの川崎相手にある程度までは機能していた点を考えると、今後リーグ戦においてメンバー、理解度が固まれば前線のプレスからのショートカウンターと、固く守ってのロングカウンター。自分たちのペースで試合を作ることができる点で怖い存在になりそう。リバプールのような戦い方が完成形なのだろうがCFタイプのFWが多いのでせっかくの外国人選手を持て余しそうではある。同時にインサイドハーフの選手は豊富なのであえてWGをおかずに空いたスペースをSBに使わせる作戦なのかもしれない。

試合をみて中心になりそうなのはやっぱり矢島慎也。後半途中で交代してしまったがその後フォーメーションも戻したし、リーグに向けて休ませた感はあった。今日試合にでていなかった宇佐美や福田がWGとして出ても面白いかもしれない。俄然今季のガンバは楽しみになってきた。ACLを上手く乗り切るのがカギだろう。

 

それにしてもガンバはU23世代が海外に行っていなかったとしたら川崎以上の得点力をもっていたかもしれない。堂安、食野、中村敬斗。海外での現状を見ると堂安以外はもう少しJにいても良かったんじゃないかと思う。

 

対する川崎、相変わらずキレキレの三笘。そして今まで以上にフィットした感のあるダミアン。前半2-0のMVPは間違いなくこの2人。川崎も後半途中から脇坂、シミッチを変えるなどリーグ戦に備えた戦い方をしていたが、PKでの失点は運が悪かった。

左SBで登里に代わるような選手、神谷、ゼイン等を見たかったが旗手が昨年末に引き続きSBを務めていたので、この起用はスクランブルではなく三笘との相性を含めての起用なのかなと思った。家永が右の1番手にいる以上なかなかスタメンででられないだけにこのオプションはありなのだろう。

 

川崎で気になったのが長谷川竜也。去年の怪我から復帰以降1対1で抜けるイメージがまったくなくなってしまった。三笘が対照的にガンガンしかけて抜いていくので余計にそう感じてしまう。まだトップコンディションに戻ってないだけならよいのだが、遠野、宮城と若いライバルもいるが、まだ三笘の壁となってもらいたいところである。

 

 

それにしても昨シーズンの1,2位対決に相応しい内容だったと思う。ガンバは宮本監督がどこまでチームを新しく変わらせることができるかが見どころだと思う。見た目はペップを髣髴とさせるファッションだが、見た目だけでなく戦術においても革新的なスタイルをJにもたらしてほしいところ。

 

 

ギラヴァンツ北九州2021 予想布陣 2月更新版

開幕戦まで2週間をきり、恐らくメンバーも確定

TRMの内容は見られていませんが、結果等考慮して1月に予想していたものを更新してみました。あんまり変わっていないかもしれません。

 

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2021 予想布陣 2月更新版

とりあえず去年同様4-4-1-1。別タイプはまた後日に。

慎重な小林監督らしく、開幕しばらくは去年までの上積み+実績重視の予想

 

GKはどっちがスタメンを張るかわからない状態。練習動画等をみると志村の方が良いような印象を受けたが、1をつけた期待込みで吉丸に。シーズン通して固定はしなさそうな感じはする。2人とも若く足元の技術が売りの選手だけに、永井が移籍したとはいえ去年よりも厚みがましたのは間違いない。

 

つづいてDF。右SBは今季の目玉の1人、藤谷。場合によっては1つ前目でも使うかもしれない。控えは左右どちらでもできる野口。SB,CBができる本村。北九州の両SBは消耗が激しいので、勝っているゲームで運動量落とさず攻守にバランスのとれそうな本村は貴重な存在になりそう。逆に野口は今季正念場になりそう。

 

両CBは生駒、村松と去年中盤~終盤を継続。怪我から復帰した岡村、河野と昨季終盤に出番のあった佐藤喜生。去年から培ってきた連携を考えるなら村松+生駒or岡村になりそう。そして新加入乾。長身左利きという点でCBに数えたが、彼自身のキャリアハイは2017年の千葉での左SB時代。もしかしたら乾は左SBでの1番手もありえるかもしれない。

 

左SBは去年につづき永田。J3デビュー時から右肩下がりで出番をなくしていった新井の奮起も期待したい。同期入団で共に東京出身で仲のよかったディサロがJ1へと個人昇格し、いっきに差がついてしまった感は否めないので新井も今年にかける思いは強いだろう。新加入前田は先に挙げた2人とは違ったスタイルを期待したい。特に今トレンドとなっているアラバロール、カンセロロールといわれる偽サイドバック。前川の攻撃力を左サイドに張らせて活かすのか中央寄りで活かすのかで役割は変わってきそうだが、タイプの違うSBは必要だと思うのでこの辺を意識してほしい。

 

ボランチは昨年の実績のある針谷と小林監督と旧知である六平。特に六平はSB,CBと複数こなせるため、昨年までだと攻撃時ボランチの片方がCBの左か右に落ちてくるというスタイルをとっていたが、今季両CBの真ん中に六平が落ちてダウンスリーを固定して作ることができれば昨年のように簡単にやられることは減らせるかもしれない。そして針谷を守備ではなく攻撃の組み立てに専念させることができる。控えにおいた西村、井澤は2人ともフィジカル面で長けているので相手次第でスタメンに置いたり、試合展開次第での起用が序盤では可能性が高い。2人とも若く実績もまだあまりないがJ1チーム出身の点でも期待はできる。

 

左右SH、右は去年に引き続き髙橋大悟。昨年までは層が薄く替えの利かない選手だったが、今年は大悟に匹敵するアタッカーが数名加入しているためポジションを上手く変えたり、休ませたりしながら常に万全の状態で彼を起用できるかもしれない。新垣は左でもいいが、右に置いた方がドリブルを上手く使えているので右固定のほうがいいと思う。

左は今季の注目の1人でもある前川。TRM川崎戦で2ゴール挙げている点でもこれまで大悟1人に依存しがちだった中盤でのバランスを上手くとってくれそう。予想では左に置いたが、本人及び斧澤のコメントだと元々トップ下の選手らしくもしかしたらトップ下になるかもしれない。控えは永野、斧澤。どちらも大悟、前川、新垣とランクのおちそうな選手ではあるが小林体制2年目のこれからの成長に期待したい。

 

最後にFWはベテラン富山の1トップに、今季はFWでの起用を期待したい佐藤亮を1,5列目。富山はコンパクト&ハイプレスなJ1鳥栖時代にキャリアハイの成績を残していて、どちらかというと近いスタイルの北九州のサッカーでは活躍が期待できそう。2年目となりいろいろな面で自分らしさを出してきている今季の佐藤亮。自分と同年代の選手も増えやりやすそうではある。周りにに使われて活きそうなタイプの選手だけに味方との連携を深めることはそのまま彼の活躍につながると思う。控えには大卒新人の2人と佐藤颯汰。狩土名、平山ともにそのままスタメンになりそうな可能性も十分ある。昨年の戦い方にはまりそうな選手をそのまま大学から獲ってきた感じがするだけに、レレ&町野のコンビを軽く超えそうな感じがしないでもない。佐藤颯汰は怪我せずに順調にトレーニングできればベンチ入り、結果をだしてスタメンとなれる実力はありそうなだけにそこだけが心配。逆に今季もベンチ入りすら危うい状態だとシーズン中レンタルもありえるかもしれない。

 

 

だいぶながくなってしまったが今季開幕~序盤でのスタメンメンバー予想。

実際に試合見られたらまた変えたくなるかもしれません。または別パターンも挙げたいと思います。