ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

VS ザスパクサツ群馬戦

3/28 アウェイ ザスパクサツ群馬

 

結果は・・・・0-2で今シーズン 初勝利!!

 

ようやく勝ち点3ゲット!アウェイ通算50勝!そして無失点勝利といいこと尽くしの試合でした。

ひとつ残念というか、引っかかるものはPKを得たシーン。瞬間的な見た目では腕とも肩ともとれそうな微妙な当たり方だったが、主審柿沼さんは躊躇せずにDOGSO判定でレッドカード+PKと群馬にとっては痛い痛い判定に。

 

当然猛抗議しますよね。判定は覆らない、副審、4審とも相談もしない。無線でやり取りはしていたかもだけど、協議することはありませんでした。

主審の在り方としては1度下した判定は変えないという点ではよかったのかもしれないけど、VARがあったならば覆っていたシーンだったなぁ。柿沼さんにしてみれば判定を変えないことが一番問題が少ないと判断したんだろう。

今回は助かったケースだけど、過去には北九州も何度も痛い目にあっているのでVAR導入が難しいなら何かしら対策しないと痛い目をみるチームは今後もたくさんでるだろう。それも含めてサッカーだと言われればそれまでだけど。

 

今日のフォーメーション

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3/28 対群馬戦スタメン

吉丸 6.0 今季初の無失点試合。後半に入ってからはほとんど出番なし。前半も危険なシーンは1,2度とようやく報われた試合。今度は同数の相手で無失点勝利を頼む。

 

生駒 6.0 SB起用3試合目、前半はやや控えめだったものの、後半数的有利となってからはクロス連発、シュートチャンスもあるなど前半押され気味だった相手左サイドを押し込んで封殺。セットプレーのターゲットになれるのが大きい。

 

村松 6.5 今シーズン一番の出来。読みの良さで危険なパスを事前にカット。後半相対したのが小柄な大前だったので身長差の無い相手には抜群に強かった。

 

岡村 6.0 久しぶりにロングパスを多用して前線にパスを供給。ショートパス一辺倒に変化を加えることで良い流れを作っていた。2点リードとなってからは怪我を考慮か佐藤喜に経験をつませるような交代。

 

永田 6.0 前半左サイドの攻撃が物足りなかったが、PKストップ後に抜け目なく詰め、狭いコースを打ち抜いたのは見事だった。左サイドの組み立てに問題があるので今後はスタメンで出続けるなら工夫が必要に見えた。

 

針谷 6.5 現在チームの心臓と言ってもいいくらいのプレー関与数。そのためミスも当然あるが、開幕当初よりもプレーの質が大幅に改善。寄せられた時の対処も上手くなってきた。逆にいないときにチームが崩壊するのではないかと心配になる。

 

六平 5.5 前半で途中交代。今日はチームのリズムに合っていない感じだった。ここ数試合バランスをとっているのか控えめな印象しかないので次節から永野にとって代えられそうである。貴重なボランチであるので調子をあげてほしい。

 

髙橋 7.0 2試合連発のゴール。ようやく前線のメンバーとの息があってきた感がある。組み立てに参加しなければいつでもゴールを決められる雰囲気があるので今季はフィニッシャーに専念すれば針谷→髙橋ラインは相当ゴールをあげるだろう。

 

永野 6.0 前半は中央によってばかりでサイドハーフとしては機能していなかった。ただ数的有利な後半、ボランチに配置されポジションが整備されたことによりようやく両サイドが機能し出す。同数相手に今日の後半のようなプレーができれば及第点。

 

西村 6.0 ボランチだけあってボールのキープ、奪取は強い。フィニッシュに絡むことが課題となるが、得意なボランチで使えばもっと活きそうだとは思う。佐藤亮がもどってくるまでここなのか、小林監督の裁量次第。

 

富山 6.0 今日も最前線で献身的。PK失敗は蹴る前から外しそうだなと思っていたので想定内。今後は自身がPKとっても大悟に任せてほしい。ただ去年の鈴木と比べるとはるかにチームに貢献できているのでしばらくポストでがんばってもらいたい。

 

新垣 5.0 なかなか使いどころが難しい選手になってしまった。サブとして出しても変化を生み出せず、かといって大悟を押しのけて右のスタメンで使うほどでもない。現状はバックアッパーとしてベンチ、ベンチ外の往復になりそう。

 

佐藤喜 5.5 数的有利な状況での出場、ほぼプレー機会がなかった。少しずつ実績をふやし経験を積んでもらうしかない。

 

平山 5.5 途中出場、かつ選手が多数入れ替わった状態での出場ばかりでいまだ実態はわからない。TRMでは得点を決めているので長い時間みないとわからない。

 

前川 6.0 トップ下での初起用。左サイドとは違って明らかにやりやすそうで、周りを上手く使い、自身も活きていた。スタートからこのポジションで使ってみてほしい。針谷のパスコースの選択肢を増やせるはず。

 

藤谷 ー 待望の出場。終了間際からの出場だったが、そのスピードの片鱗を見せつけた。今まで北九州にはなかったタイプのサイドアタッカーなのは間違いないので、まずは怪我せず出場時間を増やしてほしい。

 

小林監督 6.0 今季待望の初勝利。判定に助けられたのは間違いないが、1-0の難しい状況を上手くのりきった。相変わらずの硬い選手選考だがチームとしての練度が上がり、今季の形が見えてきた。次節ホームでの連勝を。

 

 

正直言って後半はワンサイドゲームといってもいいくらいの状況だったが、あくまでも数的有利な状況での試合だっただけに参考程度にしかならないと思う。得点につながることはなかったが様々なパターンを実戦で作り出せるのは良かったと思う。まだまだ最適解とは言えないポジション、選手が多いので今後はまったときの期待は大きい。ただ主力の髙橋、針谷が万が一怪我等で離脱した際に一気に戦力が落ちそうなのも心配なので、はやく新戦力が試合で活躍してくれることを期待する。

 

今後の課題はやはり左サイド問題。前川がトップ下の適性をしめしたことでなおさらアタッカーがいなくなってしまった。これについて今度まとめて考えてみます。