ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

VS 今治戦 感想

今治戦も観戦に行ってきました。少し遅くなりましたが感想を

 

観客4000人に届かなかったようですが現地での印象だと

 

えっ・・・!発表数少なくね?

 

って感じでしたね。バックスタンドほぼ満員。A席が少ない。S席北よりも。無料招待がB席なので仕方がない。

 

結果は3-0のシャットアウト!

 

体感的には2年ぶりの完勝を見た感じがします。

 

スタメンはほぼほぼ変わらず。この辺の鉄板構成は小林譲りの天野監督。

西村がようやくベンチ入り。藤川虎太朗スタメン復帰。

結果的に高澤、前川、藤川の3人がベストチョイスだろうと思わせる印象。

佐藤亮、怪しい場面もあるが得点にはきっちり絡んでいるのでここもしばらくはスタメン確定。

 

先制点の場面で感じたのがFWがチャンスを当たり前のように決めている事。去年はこれ決まっただろって思っても枠外、ポスト、キーパー正面・・・。髙澤も流し込むだけでしたって言ってたが去年は何度泣かされたことか・・・。そしてスーパーだった3点目。助っ人外国籍選手いなくても髙澤がそれを十分すぎるほど担っている。

 

この試合で気になったのが六平がこれまでになく攻撃に参加していたこと。前線のこの4人にマークがつく中するすると抜け出し惜しいシーンも見られた。明日の沼津戦でもスタメンなら得点取れそうな気がする。前川の時のように途中出場で状態を確認した西村をスタメンで試しそうな気もするが。

 

今年のこの4試合で個人的MVPなのが針谷。去年まではCBから来たボールも一度他所にダイレクトではたいて前を向いた後にもう一度もらう傾向にあったが、今年は自身のターン一発で前を向く場面が圧倒的に増えた。自然と前線が走り出せるタイミングが早くなりギャップも生まれやすくなる。プレッシャーがあまりきつくないせいなのか前に早くというチーム戦術の影響か、ともかく効果は絶大で生まれるチャンスも多い。明日も要チェックや!!

 

河野も良くなってきた。ボールを握れる相手が多くなる分、押し込んでからのCBからのパスが強力になる。CBに戻して一度相手ラインを上げさせてからの2列目のダイアゴナルをオートマチックにできるようになれば自然とシュートチャンスは増えるはず。前川、藤川は得意そう。佐藤もカットインしやすい右に配置されてる点を見てもこれを期待しているはず。

 

あとは中山の役割をはっきりさせればもっと良くなりそうではある。ポジション的に佐藤亮と勝負といった感じなのだが現状は佐藤→池髙が鉄板。セットで藤谷→本村なので交代後右サイドはサイドハーフが縦突破という役付けか。とはいえ左やったり中央やったりと中山はイマイチ本領発揮できないポジションで使われている感は否めない。

 

これまでを見ても永田左SBは絶対に変わらないようなのでここをいかにカバーしつつ戦うかが課題になりそう。乾、GK含めたビルドアップが必要なので左利きのCBが捨てがたく現状維持。ただ対人の守備がSBのそれなのでいつ破られてもおかしくない。長谷川の登場に期待。

 

希望は伊東左SBで藤谷が今やっているCBとSBの兼務。アーセナル冨安のように育てるチャンスなのにな。あれだけデカくてボール運べて左右蹴れる選手なんてそうそういないのにベンチ外とは・・・。天皇杯は出場しそうだから見に行こうかな。

 

明日の沼津戦も間違いなく継続体制なのでサプライズは期待してないけど3連勝に期待してDAZN待機します!

2022 ギラヴァンツ北九州開幕戦

ようやくJ3も新シーズン開幕

 

開幕戦しっかり見てきたので新加入含めた選手の印象などなど

 

吉丸:2年目、あまり変化は見られないがビルドアップの形が若干変わったこともありキープ時に積極的に前に出るようになる。パス相手のファーストチョイスが直近のCBではなくひとつ遠くを探している点が良かった。まだ足元はぎこちなく感じるがサブの田中の方が格段に優れているというわけでもないのでしばらくは調子の良い方を選ぶ感じだろう。

 

藤谷:怪我がなければこれくらいはやれて当然といった感じの前半の出来。特に髙澤と相性が良さそうで今季は怪我無く完走してほしい。

 

河野:CBを引っ張る自覚の現れか、積極的にラインコントロール。ただルーキーイヤーのような空中戦での強さは感じられなくなった。賢いDFというよりはファイター系なので考えさせるよりは物理的に頭を使わせる方が持ち味は出せるはず。

 

乾:今季まずはCBでの起用。開幕スタメンで唯一天野色の見えた起用だったかもしれない。ただ左SBの現状をみるとCBに回す余裕などない気はする。去年までいた佐藤喜生のように左利きCBをどうしても置きたいのは天野コーチ(当時)の影響だったのか。逆サイドに角度をつけたキックが出来る利点はあるが今季とった長谷川は両利き、伊東も選手権の映像と練習見る限りでは左右問題なく蹴れるようなので余剰気味のCBに乾を回す必要はないように思えた。

 

永田:今季も致命的な弱点となることが開幕の時点で確定。監督が変わろうが治らないものは治らない。乾、前田、伊東、藤原の起用、もしくは中山のコンバートをオススメする。

 

針谷:プレス回避が上手くなりトラップからのターンで前を向くシーンが圧倒的に増えた(相手のプレッシャーが弱くなったのもあるが)。能動的に走れる選手が増えたこともありこれからの連携改善が期待できる。多少の当りでも簡単に奪われなくなり上手くいけば今季中心選手になれる。

 

六平:所々で光るプレーをみせるが全体的にみれば消えていた印象。もともとが黒子役で気の利く選手だがチーム最年長の一人でこの試合ではキャプテンマークも巻いている選手が消えているのではビハインドが跳ね返せないもの納得。永田にも言えるが正直言って今季がプロとして生き残れるかどうか正念場だと思う。よほどインパクトを残せないと来季は・・・。

 

佐藤:今季は右SHでスタート。個人的にはゴールに近いところに置かないとまったく輝けない選手だと思ってるのでSH起用は無しだと思う。ボールを持たせるよりはワンタッチゴーラーとして徹底的にオフサイドラインでの駆け引きに特化すべき。かつスタメンよりはサブ向き。理想は同じ佐藤姓の寿人タイプが究極なのだがシュートが絶望的に下手なので当てるだけのゴールをいかに多く呼び込めるようになるか。

 

藤川(New):前半はやや固くポジションに縛られている感はあった。後半になって中央や逆サイドまで顔を出し始めて持ち味を見せた感じはある。トップ下がベストなのかもしれない。周りの選手次第ではもっとフィットするだろう。

 

中山(New):この試合は2トップ気味のトップ下起用だったがウイングやサイドが本職だろう。フィジカルも強く試合終盤でも前線から追い回せるスタミナは驚異的だった。だからこそ得点したい気持ちを抑えてもらって左SBでの上下動でスタミナと走力を活かしたい。プレースキック担当できるキック精度もあるならなおさら。

 

髙澤(New):いうまでもなくJ3ではレベルの違いを見せつけた。一人だけトラップ、パスの質が別世界。残念なのはついてこれる味方がごくわずかしかいないという事。藤谷、針谷、藤川くらいか。もう経験云々よりは髙澤に合わせられる選手を起用する方が勝利の近道な気がしてならない。そういった意味でもルーキーや新加入選手を髙澤仕様に合わせる方が間違いなくレベルアップするはず。

 

本村:残念ながらSB向きの選手ではない。試合に出られるならどこでも~というのは分かるが評価を落とすだけなのでCBで勝負させるのが本人の為。

 

池髙(New):ドリブル突破を積極的に仕掛けていたが多分成功数0。時間も短かったし、判断材料は乏しい。スタメン起用をみて判断したい。

 

永野:左SH起用。盛んにボールと逆サイドで裏抜けを試みていたがパスは出てこず。永野本人の能力で勝負するよりはデコイランとして相手の視界に入り引っ張り出して味方のスペースを作る動きをする方がタイプ的には向いていると思う。相変わらず途中出場にも関わらず積極的にボールと直接プレーに関与しようとしないのが気になる。この辺は佐藤の関与しようとしすぎる部分を分けてあげたい。

 

上形(New):少ない時間での起用。正直言って前川が出られないのなら上形トップの高澤トップ下、中山、佐藤のどちらかがサブ(開幕戦見た限りでは佐藤がサブ)の方がよかったのではないだろうか。スタメンから見たい選手でもある。

 

天野(New):ベンチの選考と、交代枠余らせたのは失策。若さの欠片も感じられなかった。相手長野のシュタルフの方が間違いなく有能。小林色の強い開幕戦で少々、いやかなりがっかりした。次節は危機感出す意味でも新戦力を積極的に起用してもらいたい。

 

 

ずっと試合を見てる側からすれば、もう変わる可能性が見られない永田、六平、永野、佐藤よりはルーキーの高卒3人伊東、平原、井野+大卒長谷川や2年目前田、平山、狩土名を起用して入れ替え促した方がいいのにな。今のメンバーで仮に勝ってもそれは小林監督の遺産であって天野さんの評価にはつながらないというか結局は小林監督の院政でしょ?って感じで新鮮味も何もない。失敗しても許されるのは最初だけなので今のうちに思い切った采配してもらいたい。でも我慢できるのは10試合くらいか。10位以下なら解任や降格の話も出るかもね。

 

次の宮崎戦で天野色をだしてくるか期待したい

2022 希望新布陣

ぼちぼちメンバーが固まってきたので今季の新布陣を希望込みで作成。背番号はあくまでも予想と希望込みです。

 

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2022シーズン希望フォーメーション

髙澤の1トップ、控えには上形。

ウィング兼シャドーに佐藤亮、藤川 サブに池髙、中山。

インサイドハーフに前川、西村。サブに針谷、平原。

アンカーに伊東、サブ六平

サイドバック、藤谷、乾 サブ野口(未定)、永田

センターバック、藤原、河野 サブ本村、長谷川。

キーパー吉丸、田中

 

新戦力伊東を1アンカーに配置。CBにしておくにはもったいない推進力とパスの上手さ。攻撃時ビルドアップにはサリーでCB間に降ろすので実際は3CBの中央のイメージ。サブは六平、井澤が復帰すればここに配置するかインサイドハーフ、もしくはセンターバックとどこでも使えるだろう。

昨シーズンはCBに降りてビルドアップ役をさせていた西村を前目で起用。守備よりも攻撃で活かした方が遥かに有効。サブには昌平高校軍団の針谷、平原、井野と技巧派をおき後半間延びした中盤でボールをキープできる選手を起用したい。

シャドー兼ウイングに佐藤亮、藤川は左右を入れ替えて利き足でのカットインシュートの期待もしたいが、佐藤亮にそんな上手さは期待できないので、素直に利き足のでセンタリング、クロスボールを髙澤に届けるイメージ。逆にサブの池髙、中山にはカットインからのゴールを期待したい。

サイドバックには藤谷、乾。去年ほぼスタメンで使われなかっただけに今年こそはリベンジを期待したい。ただ野口、福森が未更改。福森が延長ともなれば左を任せたいところ。

センターバックは誰が出てもほぼ変わらない感じはするが、リーダーシップのありそうな藤原を固定で。あとは対戦相手次第で、高さのある相手なら河野、それほどでもなければ長谷川、本村でいいと思う。

キーパーは吉丸、田中を昨年に引き続きで。加藤が復帰すればサブかスタメンになるだろう。

 

上記に入らなかった狩土名、平山、前田、永野はいい意味で期待を裏切ってほしいと思う。狩土名は上背があるだけに他の選手との違いがありきっかけさえあればブレイクしそうだが、残りの3人は相当なインパクトを残さないと今シーズンも厳しい。

 

 

体制が確定次第また予想布陣をあげたいと思います。