ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

VS 沼津戦 感想

アスルクラロ沼津戦 0-4で完敗!!

 

去年からの悪い部分が継続していることが浮き彫りになった試合でした。

 

完勝した後の試合だけに戦い方が継続なのはまぁ分かる。

試合後コメントでもサイドチェンジが~的なコメントを前川主将がしていましたがサイドの人選が悪すぎる。

足元のおぼつかない佐藤。9割CBに戻す永田。ノーマークでのセンタリングもまともにあげられない本村。

 

とくにこの試合の永田はほぼ空気状態。監督の指示というかそういうタスクだとしても今季のコンセプトであるプロアクティブ。ポジショニングを含めて、選手一人ひとりが相手の状況を見ながら判断、決断していく。

 

いやいや全くできてないじゃん!!張り付いてないでボール受けに来てくれれば乾は大分楽にビルドアップできたと思うよ!相手からしてもサイドから動かないし、ボール行ってもどうせバックパスだからあの位置ならフリーでいいや、藤川、前川抑えとけって感じになるよね。

 

前川へのインタビューで天野監督評がありました。

 

天野監督が目指そうとしているサッカーについて。

天野監督は特に攻撃時のポジションの取り方にこだわりを感じます。ボールをいかに効果的に前に運べるかという視点でのポジションです。そのことも含めて攻撃にかかわることの練習や話が多いように感じています。もちろん守備の練習もするし、話もありますが、攻撃を主体に物事を考えているように思います。

シマダノメ Season4 第1回 深掘りインタビュー 前川大河 選手| ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト

 

なるほどな、と思う。

最初のポジショニングは俺の指示でそっから先はプロアクティブだ!

良くも悪くも選手任せという事か。最低限の決まり事=攻撃時の立ち位置は決めてあるからそこでボール回してねって・・・。振り返ればほぼ決まった位置に選手たちはいる。独自の判断で動いていると思われるのは髙澤と前川、藤川。正直言ってこの3人がアクションを起こさなければノーチャンスで延々SB~CB+針谷を繰り返すだけ。まるで去年みた光景そのもの。

 

打開策としてパスの精彩を欠いていた河野を藤原にチェンジして展開力を回復させる。同時に佐藤を中山に変えて裏への抜け出しを1枚促す。上手くはまりそうな矢先に永田のフォローの無い乾の脇をつきハンドによるPK。吉丸1発はストップするも後ろから飛び込んできた沼津の選手を捕まえておらずに失点。ここで勝負ありだった。

焦ってミスを連発する守備陣とボールが来ずイライラする攻撃陣。悪循環を断ち切れず+2失点。

 

区切りの5戦目、そろそろメンバーチェンジが必要。特にDFライン、藤谷には今永田がやってる高めの位置からのスタートを右サイドで。あとは藤原中心に長谷川、伊東で。左SBをあまり上がらせないなら伊東でも長谷川でも3バック気味で対処できる。藤谷を右に張らせる代わりにうちにはいらせる藤川を右サイドで、逆の左には縦に抜けられる中山、もしくは佐藤亮。控えに前田か乾を置けば左SBを高めに張らせた際に池髙を今度は右サイドで縦に走らせる。

 

常に攻撃時3-4-2-1気味に配置しているんだろうけど永田ー藤川のラインが効果的じゃないし、藤谷ー佐藤の右サイドも全体的に右サイド寄りになって藤谷のスピードが活かせない状態になってる。この辺一度整理すれば上手く周りそうなので思い切った愛弟子切りを天野監督に決断してほしい。

 

        

       攻撃時              初期(守備)配置 

       髙澤                前川  髙澤

    前川    藤川         中山          藤川

中山            藤谷  ←

    西村    針谷             西村  針谷

 長谷川   伊東   藤原       長谷川 伊東  藤原  藤谷  

       吉丸                  吉丸

 

サブ 田中 本村 前田 井野 平原 池髙 上形

 

井野平原は完全に期待値こみ。六平佐藤が妥当だけど既存メンバーに期待はあまりしていないもので・・・。

 

愛媛戦 メンバーの大幅入れ替えを期待します