ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

5/23 大宮アルディージャ戦 感想

5/23 ホーム大宮戦

 

結果は・・・3-1でホーム初勝利!!

 

ようやくホームでの初勝利、そして久しぶりの複数得点

良かった点、悪かった点と多数ありましたがまずはホームでの初勝利を喜ぶべきかと思います

 

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5/23 大宮戦

コロナ隔離の対象選手であっただろう、針谷、新垣、西村が合流。

期限付き移籍中の富山、加藤の2人がベンチ外。

ただ中盤の選手が戻ってきたことでここ数試合見られなかった前への推進力があった。

 

個人的に一番大きかったのは新垣の復帰。やはりサイドの選手が個人でボールを運べる選手になると幅が広がる。とくにこの試合のトップ下の前川も同じタイプなだけに、2人がドリブルで相手をひきつけてできたスペースを他の味方が使う。

この試合、結果にはつながらなかったが最も良い恩恵を受けたのは永田。前の試合のSH永野のタイプだとまったく活きなかったが、空いたスペースを上手く使える選手なのでこの試合はやりやすかっただろう。そして久しぶりのスタメン前川。前半の狩土名、後半の佐藤亮と全く違うタイプのトップの選手にも対応できるのは大きい。フル出場を果たし次節にも期待がもてる。

 

もう一つはセットプレーからの好機、得点が生まれたこと。オウンゴール、生駒のゴールと両方ともセットプレーからなのだが、J2はとにかくセットプレーからのゴールが多い。ここをものにできるかできないかで大きく変わってくる。去年は結局高さのなさも災いして最後までセットプレーでの得点が伸びなかった。今後コーナーやFKを得点につなげる機会が増えれば自然と順位は上がっていくだろう。特にボールを保持して相手エリアでプレーする時間を長くしたいだけに、シュートチャンスはできずとも、コーナーを得る機会をつくることができれば今まで自分たちが苦しめられてきたセットプレーからのゴールへとつなげることが出来る。

 

ただ相変わらずだったのは守備。今回も被シュート20本。クロスバーで助かった場面が2度3度。大宮の決定力と運のなさに助けられたところも大きかった。今回は久しぶりとなった岡村、村松のCBコンビになったが岡村のスピード不足はやはり気になった。そして今回はSB起用になった本村。生駒以上に攻撃面での貢献ができない。リードしていたので守備固め起用だったのかもしれないが、SBをやるには絶対的にスピードが足りないので今後もCB起用の方が望ましい。藤谷起用が望めないのならば今後補強の第一候補だろう。

 

時間的には短かったが、ボランチ西村もよかった。プレーエリアの広さと高さは魅力的だった。ビルドアップには向いてなさそうなので、井澤と組ませることで持ち味を活かせそう。ボランチでの出場になった永野は改めてボランチの選手だと認識。サイドに置くよりもミスが少なく、味方が近いエリアでプレーするのでパスの弱さも目立たなかった。針谷が復帰したためしばらくは井澤とのポジション争いか。理想の組み合わせは針谷ー井澤、守備負担が減る針谷のゲームメイク力が試される。西村の争いは監督の考え方次第だろう。

 

FWに関しても高さのあるポストプレーヤーを置いてもあまりにも機能しないので、後ろから繋いでいくのなら今日のようなスピードタイプの2人でも十分機能しそう。短い時間でも上手く試合にはいれる富山はスーパーサブ向きか。町田戦もできれば佐藤亮、前川の2トップを見てみたいと思う。GKに関しては足元の良い加藤の起用があるだろう。吉丸が悪いわけではないがGKは本当に横一線な感じなのでだれが出ても同じ水準でプレーできるだろうが、足元に関しては加藤に分があるのでスピードタイプの2人をトップに置くならフィードの良さを活かせる。

 

と、町田戦でようやくフルメンバーが揃いそうな感じなので次節のスタメンが今後の指標になり、小林監督の考えるベストな選考になるのだろう。残念なスタメンにならないことを祈る・・・・。