赤い彗星 3回戦で散る
高校サッカー選手権 3回戦
東福岡ー矢板中央戦
結果はPK戦の末、東福岡高校敗退!!
PKでの決着の試合久しぶりに見ましたけど、ほんとに残酷。
劇的な終わり方なのは間違いないが、戦犯と呼ばれかねない選手が明確に出てしまうのが高校生にとってはとても非常だ。
トーナメント形式で勝敗をつける上では仕方がないのだが、高校生の今後の生活を考えるとやっぱり試合時間内に勝負が決まった方が吹っ切るのも楽だろう。
あの場面でPKキッカーになった選手は素晴らしい。
しかも今大会PK決着がかなり多いようで、40試合中9試合がPK決着。拮抗しているということかな。
試合内容は、前半五分五分、後半明らかに東福岡が押していたが、矢板中央のDFの前にこれといった決定機をつくれずスコアレスでPKへ。
長年の伝統サッカーの弊害か、終盤の攻撃がサイドが縦に抜けてのセンタリング一辺倒になり、そこをきっちり対策した矢板中央の守り勝ちのような印象だった。この攻撃を封じられると東福岡は苦しくなる。わざとサイドに攻撃を絞らせ、意地でも中は通させない高身長CBの2人の粘り勝ち。
思えば東福岡卒業後プロに入ったサイドの選手はわりと苦労している印象を受ける。J1チームへ内定は決まるがレギュラーはとれずに下のカテゴリーへと場を移す。この辺は引き出しの少なさの影響なのかもしれない。
最近のウイング選手の流行は利き足とは逆のサイドに配置され、カットインを意識させながら縦に抜く。もしくはカットインして空いた縦のスペースをサイドバックに使わせる、といったパターンが多い。理由は攻撃のバリエーションが増えるからに他ならない。東福岡の場合は縦に突破を図る選手が極端に多い気がする、今も昔も。
高校サッカー界トップクラスのチームの指導者がそんなところを見逃すはずがないのだが、指導者のどちらかが変わらない限りこのままなのかもしれない。志波総監督、確か30年くらいいるのかな。強力なコネクションはあるだろうが戦術のアップデートの妨げになるのなら変わる方が未来はあるだろう。
そしてわれらがギラヴァンツ北九州
2021年最初の加入選手
西村恭史選手 21歳 清水エスパルスより育成型期限付き移籍で加入
185cmの大型MF。いま話題の興国高校出身の選手。3年目。今季ようやく目立った出場があった選手のようで。
Football LABさん
のデータから見ると攻守両面で活躍の出来そうな選手。去年のチームで同ポジションとなりそうな北九州の加藤弘堅、針谷岳晃、國分伸太郎と比べるとデータの面では劣るがサイズと若さ、成長性を加味すればスタメンに割ってはいってくるかもしれない。こんな時こそ小林監督の腕の見せ所である。理想はレオ・シルバのような存在かな。攻守に気が利く選手になってほしい。
着々と入れ替えが進んでいるが肝心のFWの主軸が未だゼロ。
その2チームに所属するFWがもしかしたら来てくれるのか…
東京の原か矢島 柏の呉屋とか来たら胸熱だな!!(多分来ない)
明日はルヴァン見よう!