ギラヴァンツ北九州 ２０２１布陣予想 その２
残り２人のうちの１り
野口航選手 契約更新！
Ｊ３時代からの主力がようやく更新。これで北九州歴５年目のシーズンとなり、最古参となった。昨季前半はコンスタントに出場を続けていたが、中盤から後半にかけて藤原奏哉がＳＢに抜擢されたことにより出番を失っていってしまった。
野口の良い点は右も左もサイドなら両方こなせる点。タイミングのいい上がりと、攻撃の際のカバーリング。髙橋大悟とのコンビネーションでＪ３時代は何度も右サイドを攻略していた。
今季、相手がＪ２チームとなり、主にディフェンス面でのフィジカルの弱さをつかれ相手をフリーにしてしまう点がしばしばみられだしたのが序列が下がった原因。大学時代を見るとＳＢというよりＷＢの選手のようで、サイドバックに負担のかかる現在のシステムでは攻守両面にフル稼働するには厳しいように見えた。
もし今季３バック等試すのならＷＢで起用を試してほしい選手。ＩＱの高さでフィジカルのハンデなど吹き飛ばして今季はバンバンアシスト頼む！
そして公式ＨＰにて小林監督へのインタビュー後半が公開
これを読むと主力へのオファーがやはりシーズン中から来ていたとのこと。今オフに大量に流出していってしまったが、シーズン中からこうなる事を想定していたようなので今季獲得した新戦力は急ごしらえではなく、シーズン中からスカウティングして獲得したのだろう。
その中で 鍵を握るポジションはボランチ とある。
裏を返せば昨季いた、加藤、國分、藤原、川上では物足りなかったという事か
今季のボランチ候補、針谷、六平、西村、井澤、永野とアンカーという考え方も含めると村松も入るかもしれない。針谷、西村の２人が主力となるか。
昨日あげたものともう１つ、昨季王者川崎フロンターレの４－３－３をベースにギラヴァンツ北九州にも当てはめてみた。
４－３－３とも４－５－１ともなるフォーメーション。去年よりも中盤の層が厚くなったため可能となる配置。これで川崎のようにとはいかなくとも相手陣内でのポゼッションは高められそう。
去年の弱点でもあったＤＦラインの上背も岡村を除けば１８０オーバーとなる。乾ＣＢというのを見たことがないので河野スタメンにしているが、左利きのＣＢの利点で乾の方がスタメンに入るかもしれない。
個人的に破壊力のありそうな右サイドが楽しみ。同世代で感覚の合いそうな髙橋大悟、針谷岳晃、藤谷壮。この３人の崩しがありそうなのが楽しみである。ただ１つ残念なのが３人中２人はレンタル選手だという点…。
ほとんどの選手が未知数ではあるがこう並べてみるとなんだか強そうに感じるから不思議だ。この時期どのチームのサポーターもこのように並べてみて１人ニヤける姿は想像に難くない。
