補強ポイント その2
小林伸二監督、スポーツダイレクターの続投が発表。ほぼ間違いないと思っていたが正式に発表されほっと胸をなでおろす。この育成、強化、監督業と同時に兼任していることがギラヴァンツ北九州の強みと言っても過言ではない。
自分が欲しいと思った選手を予算内で獲得し、指導してチームに組み込める。この辺がほかのチームのように監督が取りたい選手と強化部で折り合いがつかない、なんて事が起こりにくいのもチームの強みだろう。デメリットは影響力が強いためにその人が去った後にチームが崩壊してしまう可能性がある事か。いずれにしろ使えるお金が少ないチームにとっては有効な策だと思う。
昨日に引き続き
取れたら面白いんじゃないかなと思う選手。中盤編。
今季ボランチに入った選手は
主に加藤弘堅選手 國分伸太郎選手 そして10月末から加わった針谷岳晃選手が主に務めた。ギラヴァンツ北九州の場合一人はディフェンスラインに落ちてビルドアップに加わることが一つの特徴。もう一人はピッチ中央でチーム全体の舵取り。後者はチームにとって最重要ポジション。過密日程の今季は前半戦2人がほぼ固定、國分が怪我で離脱中は髙橋大悟が担っていた。
その他に川上竜選手 藤原奏哉選手がこのポジション。個人的には加藤、藤原のいずれかをディフェンスラインに落ちるアンカーとして固定。もう1人を中盤でのプレーメーカー的な役割に専任させた方がいいのではないかと思う。國分か針谷。ただ2人とも期限付き移籍中の選手。来季絶対にいるとは限らない。アンカー予定の加藤、藤原ともに一長一短ありまして、加藤パスがいいがボールロストが多い。藤原ディフェンス面で強いが加藤ほどのロングパスは望めない。2人が合わさればかなりいいアンカーの誕生なのだが・・・。
アンカーでほしい選手、その1
前貴之選手 26歳 横浜Fマリノス→松本山雅期限付き移籍中。
本職はSBらしいが松本でもボランチやセントラルでプレー。まずはマリノスへバックだろう。その後松本へ完全移籍となるかどうか。恐らく複数年契約。今年もマリノスは高卒含め新加入が多いだけに期限付き移籍中の選手はそのまま他チームに出される可能性が高い。期限付きでレンタルできるならぜひ欲しい選手。年齢的にも若手が多い北九州にあっていい兄貴分となってくれそう。
その2
古賀俊太郎選手 22歳 今期途中よりレノファ山口所属→契約満了
日本よりも海外での経歴の方が長い異色の逆輸入選手。アウェイ山口対戦時に見たかった選手なのだが出場していなかった、残念。海外に行く可能性の方が高そうだが恐らくトレーニングマッチで対戦していて小林監督も目にしているはず。まだ若い選手だし育ててみても面白そうではある。
プレーメーカーとしてほしい選手
山田康太選手 20歳 横浜Fマリノス→水戸ホーリーホック育成型期限付き移籍中
またまたマリノスから。何人もすみません。将来マリノスのインサイドハーフを担うであろう若きプリンス。名古屋→水戸と武者修行中。水戸への延長が基本かもしれないが大悟が抜けるかもしれない現状では是非ともほしい選手。まぁ大悟が残っても欲しいんですけどね。攻撃の中心になれる逸材。
前田凌佑選手 25歳 大分トリニータ→契約満了
北九州がお手本にしたい大分のボランチ。J1では選手層に阻まれ徐々に出番をなくしたが、J1経験選手がほぼいない北九州にはぜひ欲しいボランチ。大分での組織的サッカーを経験している点でも北九州の志向するサッカーには合いそう。まだ若くどこかにとられる前に獲得を。
以上4選手。基本的に30歳以上は外しております。こういう予想は楽しい。