4/10 ヴァンフォーレ甲府戦
アウェイ ヴァンフォーレ甲府戦結果は・・・
1-1のドローで、勝ち点1をゲット!
結果は引き分けだが、負けなくてよかったという印象。
特に前半25分過ぎからはやりたいようにやられていた。
スタメンと初期配置
吉丸 5.5 怪我によると思われる前半途中交代。18本のシュートを打たれながらも1失点に抑えた。反応速度はさすが。怪我が重くないことを祈る。
生駒 5.5 前半守備時間が長かったものの、泉澤をさすがCBという働きでよく抑えていた。攻撃に関しては外からだと良いクロスを上げられるが、内に絞った時の攻め方は今一つで、急造SBの限界を感じた。
村松 6.0 3試合連続のクリーンシートとはならなかったが無難な対応。体格差がそれほどない相手だと十分やれることは実証済み。
岡村 5.5 失点場面での初期対応がまずかった。スピードタイプのFWの応対が今後も懸念になりそう。
永田 4.5 前半相手プレスの前にスローインも含めてボールロスト多発。単独での持ち上がりが出来ないため、攻撃面での貢献もほぼ見られなった。後半若干持ち直したが、今後も狙い所にされないかが心配。
針谷 6.0 今日もフル出場。プレッシャーのきつい場面も多かったが多少の当りではとられなくなってきた。前半の大悟へのパスがハイライト。余裕がある試合では休ませたいが、ジュビロ戦まではフル稼働か。
六平 5.0 細かいミスを挙げればキリがないが、とくに自陣でのパスミス、パスズレの多さが気になった。加入後ずっとこの状態なのでチームのテンポの問題か。六平が早いのか他が遅いのか、もしくは逆なのか。変わりが少ないのでベテランになんとか改善を期待したい。
髙橋 5.5 決定機2度のうちどちらかを決められていればもっと違う展開になっていたかもしれない。今日は守備時間が長く生駒との連携もイマイチだった。チームの核なので休ませることができず、無理して怪我をしないかが心配。
新垣 5.0 同点へつながるスルーパスは素晴らしかったが、それ以外、とくに前半苦しい時間帯に力になれないのが残念。珍しく相手を激高させるシーンなどもあったが、もっと感情的にプレーするくらいがちょうどいいのかもしれない。
西村 4.5 攻撃面では物足りず、西村がトップ下にいる時間帯では前節に続きシュートチャンスなどが見られなかった。監督にゆだねるしかないのだが、明らかに向いていないし、他の活かし方をすべき。
富山 5.5 同点ゴールの場面のみで輝く。つめているのはさすがだがそれ以外の部分ではあまり効果的とは言えない。オールラウンダーという印象でポストに特化させると活きていない。2トップの1人という使い方がもっともしっくりきそう。
志村 5.5 途中出場かつ今季初出場で無失点は立派。高さもあり、仮に吉丸が長期離脱になろうとも遜色ないレベルのキーパーが控えていることを証明した。
乾 5.0 今季待望の初出場。185の高さは今後も脅威になりそう。ただ激しく上下動するSBというよりはCB、WBの方が向いていそうな印象。
前川 6.0 途中出場で後半の攻撃チャンスのほとんどに絡む。単独で運べてシュートまで持っていける選手は貴重だが、スーパーサブ的な役割にされてしまいそうで残念。
平山 -- 甲府の法政同期に刺激をうけて、今後の初ゴールに期待。
藤谷 -- 右SHでの出場。シュートチャンスもあり、今後アタッカーとして使われるなら本人の意識を変えることが必要。そもそもぶっつけ本番っぽかった印象だった。
小林監督 5.0 付け焼刃のコンバートに限界が見えてきた感じがする試合。生駒SB、西村トップ下のメリットもたくさんあるような気もするが、特別変わった役割を与えるわけでもないので、本職、本来のポジションに戻し、あくまでも選手交代時や対戦相手へのオプション起用にすべき。とても毎試合スタメンから見られる出来ではない。
まぁ、よく1失点ですんだという試合だった。去年だったら間違いなく落としていた試合内容、運の良さと控えキーパー志村の吉丸と変わらないレベルに助けられた試合だった。よく言えば誰が出てもある程度のレベルが保てるチームが作れている。去年の良い時期を100,悪い時期を50とするならば、60~75くらいのチーム力といった印象。平均的にみたら同じくらいだが、絶好調でも去年のチームの真ん中あたりの出来。これから怪我人、新戦力等加わってくる分プラスに捉えることもできるが、それが上手くいかなかったらと思うとゾッとする。
個人的には椿のメルボルンシティレンタル終了後、再びマリノスからレンタルさせてもらうのが一番の補強だと思う。あとはボランチ1人。出場機会のない若手も魅力的だが、ここはベテランボランチが必要だと感じる。ルヴァン敗退したJ1チームからが現実的か。付き合いがある清水か、まったく別ルートか・・・この辺は監督の腕の見せ所だろう。