ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

4/21 レノファ山口戦 感想

京都戦の大敗をうけてのホーム山口戦、しかも中3日とあってメンバーの選考が気になる試合となりました。結果は・・・

 

0-0のスコアレスドロー

 

下位対決にふさわしい決め手を欠いた試合でした。

スタメン他

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4/21 レノファ山口

吉丸 6.0 1試合ぶりのスタメン。久しぶりに仕事の少ない試合になった。志村の影響を受けてかキックを低く飛ばすようになっていた。

 

生駒 5.0 すっかり右サイドが定位置となってしまった。守備面、空中戦の安心感はあるが攻撃の際に選択肢に躊躇する瞬間が見られるので改善が必要。

 

河野 6.0 攻守に村松、岡村にはないダイナミックな面を見せた。このパフォーマンスが維持できればスタメン固定は間違いない。

 

村松 5.5 誰と組んでも安定の守備力を見せる。今日のようにプレスのゆるい相手だと比較的安心して見ていられた。

 

乾 5.5 サイドでの空中戦はほぼ完勝。セットプレーでのターゲットにもなれる高さはやはり魅力的。キック精度の改善を要求したい。

 

針谷 5.5 惜しいミドルシュートもありパス以外の選択肢が増えてきた。あとはプロ初ゴールを待つのみか。

 

永野 5.5 プレスがきつくない相手だと足元の不安さが目立たなくなりビルドアップの起点になれる。テクニックもフィジカルもまだ劣るので、運動量でそこを補える選手になるのが理想。闘犬や闘将と呼ばれる選手になれるか。

 

髙橋 5.5 アシスト、ゴールを毎試合期待できるため、それがないと他の選手に比べ評価が低くなる。当面の課題はセットプレーの精度。特にコーナーからの得点ができるようになればチームにとっては大きい。

 

野口 5.5 インサイドに絞って前川、乾をフォローしながらのポジショニングが野口らしかった。中盤より前目だとボールを失ったとしても致命的になる可能性が低いのでSBよりは向いているかもしれない。

 

前川 6.0 スタメンで出れば多くのチャンスを作り出せることを証明。次節を見越しての交代なのかもしれないが、今日の勝利を最優先にするならば最も攻撃に絡んでいた前川は交代すべきではなかった。

 

富山 5.0 もっとシュートへの意識が必要。今後も前川と組むことが増えるのならばキープが出来、且つパスも期待できる相方になるのでゴールを取る事に専念してほしい。

 

西村 4.5 途中出場でほとんど見せ場を作れず。唯一の場面は針谷のミドル前のパスのみ。あそこで反転できるような器用さがあれば去年の町野のように使えるのだが。あとは前線へのプレスはしつこくやってほしい。

 

新垣 5.0 惜しいドリブル突破もあったが結果はだせなかった。西村がトップ下だと自らがチャンスを作らないとゴールの期待がないのを自覚しているかのようなドリブルはよかった。

 

平山 永田 藤谷 3人とも短い出場時間。藤谷はシュートに持っていけるシーンがいくつかあったが第一選択肢がパスとなるのが残念。残り時間が短いので確実な選択肢をとっているのかもしれないが、もっと積極的に自ら決めていいと思う。

 

小林監督 5.5 さすがに前回の大敗をうけてスタメンをいじってきたが、この試合をうけて次節どういう選考をするかの方が問題。元に戻すのなら今季は残留争い必至か。少なくとも西村を諦めるか、他のポジションに変えるのかは1試合でもはやく決断すべき。攻撃を活性化させているのはどっちなのか分からない監督ではないと思うのだが、とても頑固な監督なのでサポーターは辛抱が必要か。

 

 

下位対決ということで、明らかに相手のプレスの強さが落ち、センターラインを越えてからのプレスということでおよそペースを握れる試合となった。しかしこの展開で得点できないのが今季の北九州で、先制点をとってやや守備的に構えて追加点を狙うというのが今日の理想だったように思える。今後下位対決が増えてくるが、ここで勝ち点3をとらなければ間違いなく残留争いに巻き込まれるので、今季は10位前後を彷徨いつつ終盤の追い上げに期待するしかない。後期の上位直接対決で叩くことができれば順位はあがりそうなので、今のうちに完成度をあげて後半に備えている、と思いたい。