ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

6/26 ジェフユナイテッド千葉戦 その1

6/26 ジェフユナイテッド千葉

 

結果は0-0のスコアレスドロー

 

いつものように大量のシュートを打たれながらも今回は無失点で終了

このような綱渡りディフェンスで本当に大丈夫なんだろうかと毎回思う

スタメンと交代選手

交代によって立ち位置も変わったので2枚添付

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6/26 キックオフ時

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メンバー交代~終了まで

どちらかというとメンバー交代後の方がバランスが良かった

というよりも前半のメンバーがバランスが悪すぎてほぼ前でボールをキープできず、藤谷、佐藤亮の2人は前半のほとんどで見せ場がなかった

 

疑問:アンカー井澤でなく針谷?前節の内容を見れば、村松ー井澤ー岡村で最終ラインからビルドアップをすれば佐藤、藤谷を上手く使えていたんじゃないか

前線のボールの収め所として井澤を高めで起用したと考えられるが、この4-1-4-1、上手くいった攻撃は前線で起点を作らず、後方からディフェンスラインの裏に1発で通すか、中盤まで落ちてきた前川のキープから相手3バックのサイドスペースを両ワイドに突かせる、この2点

 

昨日は針谷は最終ラインに入らず、村松ー岡村の2名がこの縦へのパスを担う役割だったはずだが、まったくと言っていいほど前へ付けるパスが出ない。ボールを動かしながらパスコースを探しているが、トラップからパスまでにかかる時間の遅さに加えてパススピードの弱さから相手の守備のスライドが余裕で間に合ってしまうためまったく意味のないボール回しになっていた。じゃあ自分で前へ運んで相手陣形を崩せるかというと、それをやろうとするとボールをロストしてピンチを招いてしまう始末。

 

前線も動いてもパスは来ない。井澤、髙橋、針谷が耐えきれずに受けに下がると相手も同時に押し込んでくるため、村松ー岡村もつられてラインを下げる→一度GK加藤まで戻す→SBへ繋ぐ→サイドと中盤で連携して前へ運べないためCBに預ける→以下これの繰り返しで前半の攻撃は終始していた。

 

わりとアバウトでもボールを放り込んで五分五分で相手と競らせれば、スピードと仕掛ける技術のある藤谷、佐藤亮ならばチャンスを作る可能性はあったのではないか。少なくとも裏に放り込んでくることを相手にすり込めばそこまで強い相手ではないので無意識にラインを下げ、中盤が空いてくることも考えられたんじゃないかと思う。しかしまったくやらない、もしくは蹴るぞ、蹴るぞ、といった見え見えのロングキックばかりでは相手に余裕で対応されていた。

 

前々から思っていたがやりたい事と、選んだメンバーがちぐはぐすぎて作戦立てた人と、メンバー選んだ人が別人なんじゃないかと疑いたくなる。少なくともスタメンに関しては毎回???と思うメンバーが並ぶことが多い

 

 

そして毎回打たれるシュートの多さ。理由の一端は顕著で昨日に関しては野口と村松のところで高さの無いところを狙ってロングボールを競らされていた。村松のところに関しては直接競らせるというよりも、丁度頭を越すくらいのボールを飛ばさずに競らせてスピードで勝負させることを狙われていた。野口のところは露骨にハイボールを競らせ有利に処理することでセカンドボールをシュートまでつなげていたことが要因。昨日は平面の守備では野口は頑張ってはいたが、高さでは完敗。相手の絶対に勝てるポイントとして使われていたように思う。

 

根本的にディフェンスラインに欠陥がいくつもあるため、いつも同じメンバーで挑んでいる理由が未だに分からない。昨日も控えに佐藤喜、生駒といたが恐らく生駒はSB要員として頭数に入れていたのだろう。岡村に代わってCBとして投入されたのは、岡村の消耗と野口サイドで競り負けていたので、佐藤喜を左CBいれて村松を右CBに移してもこの高さのギャップが解消されることはないのでそこを見越しての交代だろう。何にしても生駒がCBへと戻るきっかけになればいいと思う。

そもそもシステム変える時点で野口をさげて藤谷がSBへ移れば解決できていたようにも思えるのだが・・・。左右できる野口をピッチに残しておきたかったとか、そんな理由なのだろう。

 

長くなりそうなのでその2に続く。