ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

7/17 Vファーレン長崎戦

7/17 アウェイ Vファーレン長崎戦

結果は3-2で連敗!

 

ようやく無得点試合から抜け出したが、常にビハインドから追いかけるという苦しい展開。加えてまたしても開始直後に失点。そして前半終了間際に失点、後半開始直後に失点と気持ちの引き締めと切り替えが重要な時間帯で失点の繰り返し。はっきりいってチームとして成績以上に雰囲気の悪さが感じられる試合だった。

 

f:id:KOPGirasole:20210718220615p:plain

7/17 Vファーレン長崎戦

新垣が怪我から復帰。佐藤亮も体調不良だったらしく今節から復帰。前節に引き続き前田、生駒のスタメン。失点の場面となった1点目、相手ウェリントン・ハットのミドルが素晴らしかったのもあるが、前田の寄せの甘さは気になった。2失点目はセットプレー崩れからのクロスから失点。今シーズンも相変わらずセットプレーとクロスからの失点は止まらず、長身相手にはまったく歯が立たない場面が多い。3失点目、ミスパスのこぼれ球から村松の飛び出しを上手くかわされ、ほぼ1対1を沈められる。

対人に自信があるなら無理に勝負に行かなくてもよかった場面だったかもしれないが、スピード勝負だと勝てないと踏んだのでこぼれ球を競りにいったのだろう。後半開始直後だっただけに追いつこうとする意気込みを挫くには十分な1点だった。

 

ここにきて2CBで村松を使うにはもう限界だと感じている。低身長のCBでスピードもパスもない、対人でも外国人アタッカーには歯が立たないとなると弱点をわざわざ置いているようなもので何のメリットもない。キャプテンマークは巻いているが外から見ていてもチームをまとめられているかどうかは分からない。自分のことで精いっぱいの選手にキャプテンは荷が重いのではないだろうか。

 

3バックや5バックの真ん中で両脇のCBが競ったこぼれ球を拾わせるのがもっとも適している、というかどうしても使うというならその使い方しかない。

村松が今後背が高くなることは100%ないし、急に足が速くなることもない。これから磨くのはパスしかない。せめてリズムを変えるというかノーステップやダイレクトでサイドバックへ飛ばす、ボランチにつけるパスができないと話にならない。村松に限ったことではないが、DFラインがボールをもつと足元でもたもたしている場面が多く、前線が動き出しにくい、または動き出したとしてもボールは出てこないのでやがて足元のパスしか要求できなくなるのではないか。

 

村松の代わりになり得るのは本村なので、本村ー生駒でCBを組むか本村ー河野、河野ー生駒あたりが候補か。前期大量失点の象徴だった岡村、村松は序列を下げてほしいとこだが、監督が絶対の信頼を寄せている以上、残念ながらスタメンを外れることはないだろう。ただキャプテンマークは佐藤亮、髙橋大悟に譲ることを望む。

 

 

良かった点、新垣の復帰。ボールを運べて相手を剥がせる新垣の存在は大きい。というよりも今までのサイドの人選がひどすぎた。ここに椿が加わるということでサブを含めてアタッカーの枚数が増えるのはいいことだと思う。針谷がコロナ濃厚接触明けから調子を落としている、もしくは井澤との相性があまりよくない点から髙橋大悟を再びボランチというか中盤で使う可能性もある。そうなると右SH新垣、左SH椿と使えるため攻撃面では両サイドを最も活かせる形になるかもしれない。

 

それでも絶対的に戦力としては足りないので両SB、CB、FWと足りない箇所を挙げればきりがないが、最低でもあと2人は期待したい。実現しそうなのは徳島河田が有力とのことだが、期限付きではなくいい加減完全で有力な選手を獲得してほしい。そして明日からズームにてファンミーティングが行われるとのことで、時間があえば参加しようと思う。