ギラヴァンツ北九州&サッカー観戦記

ギラヴァンツ北九州の試合を中心に個人的な感想を述べるブログです。

7/11 京都サンガ戦 

7/11 京都サンガ

 

結果は0-2で敗戦!!

 

惜しい場面はあったもののまたまた無得点を継続・・・

 

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7/11 京都サンガ

2トップ(多分)、富山がやや下がり気味か。斧澤がスタメン

前田が本職左SBで初スタメン。生駒CBで起用。

と様々な手を加えてきた感がある構成。

 

2失点はしたものの、前回6失点したことを思えば改善した感はある。

ようやく生駒をCBで起用。ミスはあるものの高さと速さ、何より大きくサイドを変えられるロングフィードが大きい。CBとして継続して起用すれば前線との関係は向上するだろう。今までは2列目から動きだしを見せてもパスが出てこないので足元へ要求するしかなかったが、生駒から出てくると分かれば髙橋大悟、前川大河あたりはきっちり裏へ抜け出してくるんじゃないだろうか。

 

今節はスタメン起用となった狩土名。現地でみていてもどこか集中できていないというか、ムラがありすぎ。恵まれたフィジカルだけでここまで上り詰めた感があり、ここからもう一段階上のFWになるにはもっと賢くプレーしないとこの先通用しないかもしれない。残念ながら北九州には狩土名の手本となれるようなFWがいない。そういった点でもサガンの豊田が名実ともにぴったりだったのだが栃木に行ってしまったのが悔やまれる。こうなってしまうと自発的な成長を期待するしかない。同期平山が活躍すれば触発されるかもしれない。

後半から出た平山。コーナーから惜しいヘディングが1本あったが決めることはできなかった。周囲に遠慮をしてプレーしている印象があるのでもっと実戦で使わなければなかなか変わるのは難しいか。佐藤亮、前川と組ませてみると面白いかもしれない。

 

スタメンとなった斧澤。永野より期待を抱かせるが、何というかプレーに余裕がなく視野が狭い。良くも悪くも前しか見えていない猪突猛進型。スーパーサブとしての起用の方が向いている、というか現状そこでしか使いにくい。ベンチ、ベンチ外を行ったり来たりしていた理由がなんとなく察することができた。

 

左SB起用となった前田。永田よりバランスタイプよりで守備がいい。逆に攻撃参加のポジショニングは低め。左サイドに単独突破の出来る選手を置ければ上手く補完できそうで、そういった点で斧澤との起用だったかもしれない。

ただスタメンで起用かと言われれば他チームのSBと比べると圧倒的に物足りない。2番手3番手の選手だろう。

 

 

今回のDAZNの中継、私はまだ見ていないが、解説:山形恭平からFWの選手の質の足りなさの指摘がさんざんあったとのこと。下手という意味ではない、という事らしいが言わんとしていることは分かる。局面での選択肢の少なさだったり精度の低さ、そういうところが相手ディフェンスから得点を奪えないFWの質の足りないところなのだろう。ルーキーの狩土名、平山はまぁ仕方ないとしても富山にはやはりがっかりさせられる。正直言って期限付きで来て、来シーズンいるかいないか分からないベテランを使うくらいならルーキーを使ってくれといいたいところ。タイプの近い平山を使い続けた方が北九州のためにはなるんじゃないだろうか。とはいえ新しい戦力が必要なのは言うまでもなく、噂される徳島の河田、大分の高澤。実績のある選手の加入が必要。

 

 

そして今日、念願の椿が再び期限付きで加入。これにより最大の弱点だった左サイドのアタッカーが埋まることになった。一番大きいのはフィットする、しないの心配をすることがないところ。合流次第スタメンになるのは間違いないだろう。

椿に新たに期待するのは課題でもあった自身がフィニッシャーとして得点を取ること。ドリブルからパスでのチャンスメイクはもちろんだが、去年のディサロのようなフィニッシャーが今年はいないので遠慮することなく得点を決めてほしい。Aリーグでは自ら仕掛けて得点をとる選手しか使われないのを目の当たりにしているだけに、ここでその成果を出すチャンスだと思う。椿の良さを分かる選手も多いだけにメルボルンの時のようにパスがなかなか来ないなんてことはないはずだ。

 

あと個人的に埋めてほしいのは最低でもFW1人、左SB1人。逆に佐藤颯汰、佐藤喜生、新井あたりは期限付きでも移籍させた方が本人たちのためにもよさそうな気もする。続報を待つしかない。